身近で耳にする機会が増えた高齢者を狙った悪質商法被害と盲点?
地元池袋を中心に多くの患者様のご自宅に訪問していますが、時々耳にするのが「悪質商法」の話。
その中でも「高齢者」狙った話が多く聞かれますし、僕が訪問をしている最中に「悪質商法」かも知れない人間が訪ねて来たことがあります。
また高齢の親戚が被害にあったことを教えくれました。
新型ウイルスの影響もあり在宅で過ごすことが多くなっている高齢者を狙った悪徳商法の話と、意外な盲点となりうる不安にも気づいたのでお話をしたいと思います。
身近で耳にする機会が増えた高齢者を狙った悪質商法被害と盲点?
このようなモノを見たことはありませんか?
多くなっていると思われる高齢者を狙った悪質商法を未然に防ぐために、まずは皆さんに知っていただこうと言う活動だと思います。
コレは素敵な活動ですし必要なモノでもあると言うことは、まずはじめにお伝えしておきます。
ダメ出しや反対だと言うものではないので勘違いされませんように!
ただし、ちょっと知って置いても良いこと盲点となり得ることも意識して欲しいなと個人的には思います。
その話の前に、良く耳にするものや親戚が被害にあった悪徳商法は、「屋根の修理」や「家の防水」など家の修繕工事に係るものが多いです。
必ずしも詐欺業者と言い切れませんが、多いのが「お隣の屋根の修理に来ています。お宅の屋根が見えるのですがそろそろ修理しないと…」と言って高齢者の家にやってきます。
僕が代わりに玄関に出た時もそのままのやり方でしたねw
僕の知っている範囲では、工事はある程度ちゃんとしてくれるようなんですが金額が初めの話とは違ってどんどん釣り上げられて高額な請求になると言うものです。
盲点となり得るサイン
ここまでは良くある話なのでこれで終わりますが、ここからはご本人もご家族にも気をつけて頂きたいことがあります。
言い方が悪いですが「騙された」方の家には「何らかのマーク」を残すと言われています。
例えばポストや玄関の扉に見慣れないシールやサインペンのチェックなどは入っていませんか?
それだけでなく、植木鉢や玄関周りに置いてあるものにいつもとは違うものが置いてあったりしませんか?
まずはご本人もご家族もその辺りをチェックして、変化があれば取り除くようにしたほうが良いと思います。
またはじめにあったコレらのステッカーやチラシですが、確かに防犯にはなると思うんです…
思うんですがじゃあ僕が貼るか?と問われたらちょっと考えます。
恥ずかしいとかダサいとか、そんなことで悩むわけではありませんよ!
言い方が難しいのですが、騙されないような人はあまり貼らないカモ知れません?
コレが玄関の中なら、高齢のご家族が目を止めて再確認するので良いと思うのです。
しかし、玄関外に防犯的に貼る場合はどうでしょうか?
繰り返しますが一定の効果はあると僕も思いますよ。
ただ、先ほどもお話ししたように貼らない方が多い、ある意味の「盲点」がココには潜んで知ると考えます。
斜めに見てしまっているかも知れませんが、コレらのものが貼ってあるお宅は「騙されそうな高齢者が住んでいます」と言うまさかのサインになりませんかね?
あくまでも自己責任で判断して頂きたいし、僕は一切責任を負えません。
ただ、ご自身もご家族もちょっと考えても良いポイントだと思ったので、あえてここに書くことにしました。
明日は我が身で僕や僕の家族も気をつけますので、皆さんも一緒に気をつけていきましょうね。