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RUN伴で板橋区を走る!?訪問鍼灸マッサージ師とケアマネ

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RUN伴で板橋区を走る

前日の天気予報は雨。

最新の物も含めて、沢山の人工衛星を打ち上げてチェックしていると聞く天気予報はかなり当たる。

案の定パラパラとは雨が降りましたが僕らが外にいる時は雨に振られずに、板橋を走って来ました!

え!?板橋を走る?

そうなんです!

10月14日(日曜日)に、訪問鍼灸マッサージの訪問範囲でもあり、お友達や知り合いも多く住む板橋区で行われた「RUN伴」に参加し、町を走って来たんです。

RUN伴ってなに?


RUN TOMO IS THE FUTURE STANDARD

RUN伴(ランとも)は、今まで認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベントです。

認知症の人との出会うきっかけがなかったがために、認知症の人へのマイナスイメージを持ってしまいがちな地域の人々も、喜びや達成感を共有することを通じて、認知症の人も地域で伴に暮らす大切な隣人であることを実感できます。

RUN伴(ランとも)は、そんなあらゆる人々の出会いの場をデザインし、顔の見えるつながりを各地で生んでいます。

OUR VISION

RUN伴が目指す社会

RUN伴を通して認知症の人々と関わりながら、個人が様々なアクションをできる社会を目指します

「CONNECT」認知症の人々と出会う・繋がる。

「THINK」ジブンゴトとして考える。

「ACTION」それぞれができるアクションを。

RUN伴公式サイト

チーム「めぐりあい」

RUN伴についてでも触れていますが、簡単にご説明するとすれば「認知症」について地域の方々に知って頂く啓蒙活動の一環と言えます。

実際に、ココでは当時者と表現しますが、彼らと一緒に走ることで地域の方々の目に触れ、オレンジのシャツを着て笑顔で走りサポートをする我々を見て、関心を持って頂けるかも知れません。

認知症」と言うのは?

病名ではなく、まだ病名が決まっていない症候群なんです。つまり医学的には、まだ診断が決められず、原因もはっきりしていない状態のことを表しています。

認知症ネット

上記の説明にあるように認知症と言いましても様々な症状や状態があります。

しかしながら、「何でもかんでも出来ない!」と言った事では無く。

我々、介護や医療や福祉の専門職だけでなく、ご家族や隣人やお友達が本人の困った部分をサポートするだけでも、今までの生活に近いかたちで暮らしていける場合もあるわけです。

板橋区長 坂本 健

「認知症」と言う言葉は知っていても詳しくは知らないという方が殆どだと思いますし、当事者になるかその関係者にならないと関心を持てない。

または興味や関心があるのに、どこに何を聞いたり見たりして良いのかもわからない。

そんな方々に関心を持ち知って頂き学ぶ機会とし、さらには地域の方々で認知症の当事者を支えるキッカケになればと、今回RUN伴にチーム「めぐりあい」として参加しました。

チームめぐりあいは、介護支援事業所の介護支援専門員(ケアマネージャー)である上原さん(写真中央)を中心に、いしはら鍼灸院石原(写真右)と同じ訪問鍼灸マッサージの院長である光が丘そら江川さん(写真左)で結成したチームです。

それぞれが地域の高齢者や認知症の方のサポートをしたり、実際にお仕事としても関わることが多いこともあり、こうした活動には関心が高いです。

ですので、僕の「出ましょう!」と言う呼びかけに、即反応して下さったお二人なんです!

RUN伴はどうだったの?

冒頭でもお話しましたが、奇跡的に雨を避けることが出来、外を気持ち良く走る事が出来ました。

走ると言いましても、当事者の年齢も体力や様々な事から、歩くことも多いんです。

タスキを繋ぎながら地域を移動する、今回で言えば板橋区ですが、体力に合わせ当事者の方には現地まで車で移動ををして頂いて、決められた区間のみ一緒に移動しまた戻る。

車椅子などは、自走出来れば自走、出来なければ我々がお手伝いをしながら走ります。

啓蒙活動でもあるため、皆オレンジのTシャツを着用しているのが、RUN伴の特徴ですね。(オレンジプランと言う認知症活動のカラーでもある)

はじめてお会いする方もおりますし、普段から地域でお仕事を通して接する医療や介護や福祉の専門職も多いです。

介護施設では、ご利用者が旗を振って見送って頂いたり、迎えて頂いたりと、自然と笑顔があふれる温かい一日となりました。

参加者も繋がる?

ハッピーロード大山商店街アイドル

走った後は簡単な打ち上げが行われ、チームの枠にとらわれず沢山の参加者と交流を持つことが出来ました。

認知症に対する思いを語り共有する者、それをキッカケに勉強会をやろうと相談する者、僕も包括の方から訪問鍼灸マッサージのついて専門職へお話をしてくれないかとのオファーがあったりと、顔が見える関係を作れることで発展するお付き合いやお仕事もあります。

また、それが出来ることで、さらに地域をそして認知症の方々をもサポートし続ける事も出来ますよね!

最後に、RUN伴は全国各地の有志が集まり行われていますので、お近くにRUN伴が来た時は参加したり応援をしたりして下さいね!

僕もまた参加します!

いしはら鍼灸院・石原は認知症サポーター養成講座の講師(キャラバン・メイト)です

 

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